お気に入りのボールペンをなくした
お気に入りのボールペンをなくした。
こうやって、一度手にした大切なものをなくしてく。
継続が苦手。
行動も、精神状態も。「良い」を続けられない。
細く長く、しなやかに、淡々に。
繋げていくなんて我慢できない!!
あたたかい日差しの道はひらけてる。
その場所へと歩き続ける私は急に爆発しそうになる。
自ら導線を断ち切るように、私は退廃に一歩を踏み入れる。
あぁこれで安心。
冷たい沼に浸って熱が奪われていく。
深く深く、身体は徐々にいつしか口元まで沈み混む。
そこでようやくもう一度、光の道へ這い上がろうと目を見開いて手を伸ばす。
あぁなんて、あぁなんて狂おしい。
だけどもう耐えられない。
きらきらな、ニコニコな、優しく温かなペルソナが張り付いてくる。息ができない!!!!
根本は、わたしの根本はもっともっと悲観的で、衝動的で、ヒリヒリして、どこか危うく、涙で濡れていた。
それが私!それが私!
それが私だったんだ!!!!!
何も成せない。続きが怖い。
点で生きたい。誰にも与えられない。